【うどんのうーやん】岡田よしたかの人気絵本

お子さんに読み聞かせをするとき、できるなら読んでるパパママも楽しくノリノリで読める絵本があるといいですよね！！

そんなことを考えたパパママのために今回は岡田よしたかさんの「うどんのうーやん」という人気絵本をご紹介します。

著者の岡田よしたかさんは大阪のご出身なのでこのうどんのうーやんも大阪弁をしゃべりますｗｗｗ

この絵本はうどんのうーやんが出前の注文を受けて自らお客さんのもとへ出かけていく冒険話なのですが、お客さんのもとへ急ぐ道中いろいろな動物や食べ物に出会い、その都度みんなの悩みや問題を解決してあげるやさしく人情味あふれるうーやんがおもしろおかしく描かれています。

終始大阪弁で小気味よくしゃべるうーやんのセリフは大阪弁にひそかに憧れをもっていたぼくはとても楽しく読ませてもらいました！

うーやんのお話と大阪弁の楽しい雰囲気が普段標準語圏のうちの娘にはとても新鮮だったのか興味津々で集中して読んでくれました。

このうどんのうーやんはおもしろおかしいお話が好きな子、大阪弁が好きな子、食べ物が好きな子、いろいろな子におすすめの絵本です！

絵本の概要

絵やお話の雰囲気を参考写真にてご紹介します。

絵本の紹介

あるうどん屋さんに一件の出前の注文が入ります。

「うーやん　出前や。たのむでー」

「ほな　いってきますう」

うどんのうーやんが出前の注文に対して自らでかけていくところからうーやんの冒険は始まります。

その道中、おなかをすかせた猫に自分自身であるうどんを分けてあげたり、元気がなくて弱っている梅干しのおばぁちゃんをおつゆで温めてあげたりと困っている人を見捨てず優しく手を差し伸べ、たくさんの食材を仲間にしていくうーやん。

川を渡ったり山を登ったりと様々な困難に直面しますが仲間になったいろいろな食材たちと力を合わせて乗り越えながらお客さんのもとを目指していきますが果たして無事に着くのでしょうか……

うーやんとおいしそうな食材たちが大阪弁でやりとりするためとてもにぎやかで楽しい雰囲気のお話になっています。

普段大阪弁を聞きなれていない子にとっては新鮮でいい刺激になると思います。

パパママもうーやんになりきったつもりで楽しく大阪弁を読んであげてくださいね。

きっと子どもも楽しんで集中して読んでくれるとおもいます。

どんな人におすすめ？

この絵本にはたくさんの食べ物が登場人物として出てきます。

食べたことある物とそうでない物とあると思いますが、子どもにとって食べ物は興味関心を引きやすいのできっと楽しく集中して読んでくれると思います。

ふだん聞きなれない大阪弁も明るくノリよく読んであげればその楽しい雰囲気が子どもには伝わり親子でワイワイと楽しい読み聞かせの時間を作ることができると思います。

著者の岡田よしたかさんもあるインタビューでご自身の絵本を通して何かを学んでほしい成長してほしいということは望んではいなくて、ただただ読んで楽しかったと思ってもらえるような絵本を描いていますとおっしゃっていました。

うーやんの優しくて人情味あふれる姿は子どもにとって学ぶことはあるぞと考えてしまいましたが、確かにこの本の魅力はうーやんとその他の食材たちの楽しそうなやりとりやその雰囲気にあると思いました。

絵本をにぎやかにワイワイ楽しみながら読みたい子どもやパパママにとっておすすめの一冊です！