今回はtupera tupera(ツペラツペラ)さんの「ぼうしをとったら」という人気絵本をご紹介します。
著者のツペラツペラは亀山達矢さんと中川敦子さんのお二人で活動されているユニット名で、絵本をはじめイラストレーションやアートディレクションなど様々な活動をされています。
うちの娘も大好きな「ノージーのひらめき工房」(Eテレ)という工作をテーマにしたテレビ番組のアートディレクションを手掛けていたり、絵本の著作も多く数々の受賞歴をもつとても人気な絵本作家さんです。
今回ご紹介する「ぼうしをとったら」という絵本は、キャラクターの頭の上の帽子が脱げるような仕掛けになっていて、色々なキャラクターの帽子をとるとあっと驚く中身が現れる仕掛け絵本です。
「○○のぼうしをとったら……」という風にいろんなキャラクターの帽子の部分の仕掛けをめくり上げその意外な中身を見て驚いたり笑ったり楽しむことができます。
普通の絵本とちがって子どもが遊べる仕掛けになっているため普段普通の絵本に興味がもってくれない小さいお子さんでもこの絵本なら興味を持ってくれると思います。
ちょうど1才になったうちの次女もこの絵本を0才(11カ月ごろ)から読んでくれていますが、この絵本がお気に入りなので見つけると必ず読めと催促してきますw
絵もかわいいしぼうしをとった後の意外性ある結果は大人が読んでいてもおもしろいので子どもが好きになるのも納得してしまいます。
お子さんが産まれたファーストブックにも最適ですし、是非この絵本を通してお子さんと読み聞かせしてたのしく遊んでみてください!
この絵本のいいところ | |
優しさ・友情 | |
道徳・教養 | |
勇気・行動力 | |
想像力 | |
楽しさ・笑い |
絵本の概要
- タイトル
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ぼうしをとったら
- 著者
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tupera tupera(ツペラツペラ)
- 想定対象年齢
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0才以上~
- ページ数
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38ページ
- 出版社
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ブロンズ新社
- 発売
-
2012年~
- 文字の多さ
-
少なめ
著者のホームページ
絵やお話の雰囲気を参考写真にてご紹介します。
絵本の紹介
- 帽子をめくると……いろんな驚きが飛び出すしかけ絵本
- ねこの帽子をとったら実はうさぎでした!探検家の帽子をとったら火山が爆発!!
- 絵本らしい奇想天外な展開に子ども大人も大いに楽しめます。
おとこのこの帽子をとったら……
はかせの帽子をとったら……
カウボーイの帽子をとったら……
様々なキャラクターが描かれていてそのかぶっている帽子をめくってみましょう。
その中身はカエルだったり、料理だったり、実は違うキャラクターだったりと予想外の展開で子ども大人も大いに楽しめる内容になっています。
ページをめくってぼうしの仕掛けをめくる……その一連の動作といろんなキャラクターの変化が楽しめるので子どもからしたらただお話を聞くだけではなく自分でやれる、パパママと一緒に参加できることが楽しめる絵本です。
普通の絵本に興味を示してくれない子にもこういった仕掛け絵本なら読んでくれたりしますし、普通の絵本にはない魅力がつまった絵本になっています!
絵本の読み聞かせでコミュニケーションをとろう
絵本を読みながら……
コックさんのぼうしをとったら……
さぁめしあがれ
うー!
はいどうぞ(料理をとって口に運ぶ仕草する)
あむあむあむあむ
この絵本は1才になったばかりの次女のお気に入りです。
コックさんのぼうしをめくるととその頭の上にはおいしそうなチキンが載っています。
その料理を食べる仕草を最初はぼく自身がやっていたのですが、試しに娘の口に運んであげると口をパクパクさせながら食べるまねっこをしてくれるようになりました!
そのかわいい姿をみて奥さんと二人で喜んでいると本人もうれしかったのかこの絵本が大好きになってくれました。
絵本の料理を食べるまねっこができるようになっただけで成長と呼べるかわからないですが、小さい我が子とちゃんとコミュニケーションが取れただけで父はとても嬉しいものなのです。
こういう他愛のない我が子の成長を感じとれるのも絵本の読み聞かせをいいところだと思います。
どんな人におすすめ?
- 普通の絵本になかなか興味を持ってくれない子
- 小さいお子さんがいて読み聞かせにおすすめの絵本を探しているパパママ
0才~3才くらいの小さいお子さんがいて読み聞かせをしたいけどなかなか絵本に興味をもってくれないというケースも多いのではないでしょうか。
うちの娘もまだまだ1才になったばかりなのですが普通の絵本を最初から最後までおとなしく全部聞いてくれるなんてことは1度もありませんw
そんな子でもこのぼうしをとったらは帽子をめくる仕掛けがおもしろいのか、仕掛けを何度もめくったり戻したりして遊んでいます。(おかげでページがボロボロになってしまいましたw)
お気に入りの絵本なのでこの絵本をみつけると決まって絵本を持って読めと催促してくれます。
うちには絵本がたくさんあるのですがそれでもこんな積極的な反応を示すのはこの絵本だけです。
0才~3才くらいの小さいお子さんがいて読み聞かせに何を読んだらいいのか悩んでいるパパママには特におすすめの絵本ですので是非手にとって読んでみてくださいね!
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さいごに
少し前のぼくは子どもとの付き合い方、遊び方に漠然とどうしたらいいか悩んでいました。
同じように悩んでるパパママには子育ての中心に絵本の読み聞かせを取り入れることは、教育的にも親子のコミュニケーションをはかる上でもとてもおすすめです。
なにより今は大人も一緒に楽しめる絵本がたくさんあるのでその魅力を知ってもらいつつ、過酷な子育てライフを楽しんでもらいたいなと思っています!