今日は5歳と1歳の2人の娘を一人で相手するのが大変だった父っちです。
今回は「ウエズレーの国」という人気絵本をご紹介します。
著者のポール・フライシュマンさんはアメリカの絵本作家さんです。
この絵本は、いじめられていてちょっと風変わりな男の子のウエズレーが夏休みの自由研究で自分の文明や国をつくってしまうという壮大なお話です。
タイトルこそあまり有名ではないのかもしれないですが、自分で文明を作ってしまうなんてとても夢のあるお話ですよね!
小さいころに秘密基地に憧れを持っていたパパママなら読んでもらえればきっと共感すること間違いなしな絵本になっております。
自由な発想で食べ物や服や文字なんかを自分で発明していくウエズレー。
自分で考えたこと思ったことをどんどん形にするため行動していく彼の姿に自分らしく生きることのすばらしさをお子さんと一緒にパパママも学ぶことができることでしょう。
この絵本を読んでウエズレーの行動力にとてもワクワクしました。
ぼくは娘たちにもこんな風に自分らしく素晴らしい人生を生きてほしいと願っていますので、少しでも何か感じるものがあればいいなぁという想いでこの絵本は定期的に読んであげています。
とてもいい絵本ですので一度手にとって読んでみてください!
この絵本のいいところ | |
優しさ・友情 | |
道徳・教養 | |
勇気・行動力 | |
想像力 | |
楽しさ・笑い |
絵本の概要
- タイトル
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ウエズレーの国
- 著者
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ポール・フライシュマン(絵:ケビン・ホークス、訳:千葉茂樹)
- 想定対象年齢
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4才以上~
- ページ数
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33ページ
- 出版社
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あすなろ書房
- 発売
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1999年~
- 文字の多さ
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ふつう
絵本の紹介
- いじめられっ子のウエズレーが夏休みに自分だけの文明をつくろうとする壮大な物語
- 作物、衣服、住処に言葉まで自分で何でも編み出してしまう少し風変わりな男の子のお話
- 自由な想像力が満載!!秘密基地にあこがれた少年・少女時代を思い出させてくれる人気絵本!!
みんなから仲間はずれにされていた、いじめられっ子のウエズレーがあるとき夏休みの自由研究に自分で文明を作ろうと思い立ちます。
自分で食べるための新しい作物に始まり、自分で切る服をつくったり、遊びを考え出したり、独自の言葉を作り出し最後にはウエズランディアというウエズレーの国をつくってしまうお話です。
いちばん最初に読んだときは自分が小さかったころ、ウエズレーと同じように夏休みに近所の公園に自分の秘密基地を作ろうとしていたことを思い出し、とても懐かしい気持ちがしました。
物語全体を通して自由な発想力と自分の考えで最後までやり抜く強い信念を持っている少し風変わりな少年ウェズレーのキャラクターがとても魅力的に描かれています。
自由な発想でどんどん自分の文明を発明していってしまうその姿はスティーブン・スピルバーグ監督の映画に出てくる主人公のよう。
普段ウエズレーをいじめていた不良たちにも発明した日焼け止めのオイルを分けてあげたり、発明したゲームを教えてプレーさせてあげたりとやさしさまで身につけて成長していく姿が描かれていて、読み終えたときになんとも清々しい気持ちにさせてくれるとても素晴らしい絵本でした。
この絵本を読んで我が子にウエズレーのように自分の考えをしっかりもち、やさしく自由にのびやかに成長していってもらいたいなと思うパパママはきっと多いのではないでしょうか。
子どもの成長を想うパパママには是非読んで貰いたい一冊になります。
絵本の読み聞かせでコミュニケーションをとろう
絵本を読みながら……
この実はモモとイチゴとリンゴがまざったような味なんだって!
食べてみたいね~
うーん。変な味になっちゃうんじゃないかな~
読み終えて……
ウエズレーはいじめられていたのにやさしいね。
みんなと仲良しになったね
我が家では絵本の読み聞かせをするときに子どもとコミュニケーションをとるようにしています。
コミュニケーションについてはどんなことでもよくて絵本の絵について、話について感想や意見、どう思うかなど子どものことを聞いたりパパママの考えや経験を話したりするようにしています。
自分でいろんなものを発明していくウエズレーについて、小さいながらいろんな工作をしたことある娘も興味津々で聞き入ってくれました。
ウエズランディアの独特の食べ物や服など普段見慣れないものがいっぱい出てくるのでどんなものかパパママと一緒に想像しながら話し合いながら読み進めていくと面白いかもしれません。
最初いじめられられていたウエズレーが最後にはもう一人ではなくなっているのですが、その時のウエズレーの気持ちやその後のウエズランディアでどうやって過ごしたのかなと思いを巡らせてみるのもいいかと思います。
どんな人におすすめ?
- モノづくりが好きな子 想像力が豊かな子
- 小さいころ秘密基地にあこがれを抱いていたパパママ
- 自由な発想力と想像力を刺激してくれる1冊なので子どもにも大人にもおすすめです!!
この絵本を最初に読んだとき娘より私の方がおもしろくて興奮してしまいその内容について一方的に話かけてしまったことを今でも覚えていますw
さっきも書きましたが私は小さいころ秘密基地にもあこがれを持っていましたし、いろんな空想をし物思いに耽る子どもだったのでウエズレーのキャラクターにもとても共感することが多く読んでいてとても懐かしく自由な気持ちにさせてくれる絵本でした。
個人的な感想で共感してもらえるか全く自信ないですが、絵本の読後感がスタンドバイミーやショーシャンクの空にを見終わた後のように感じるんじゃないかな~と思っていますw
小さい子どもたちはみんなそれぞれ自分だけの世界を必ずもっていると思います。
その自分だけの世界を肯定してくれるようなお話だと思うので、本当に多くの子どもたちにこの本を読んでもらいたいなと思えるおすすめの1冊です!
さいごに
少し前のぼくは子どもとの付き合い方、遊び方に漠然とどうしたらいいか悩んでいました。
同じように悩んでるパパママには子育ての中心に絵本の読み聞かせを取り入れることは、教育的にも親子のコミュニケーションをはかる上でもとてもおすすめです。
なにより今は大人も一緒に楽しめる絵本がたくさんあるのでその魅力を知ってもらいつつ、過酷な子育てライフを楽しんでもらいたいなと思っています!