【思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ】加藤映子の読み聞かせについて学べるおすすめ本

現在5歳と1歳の2人の娘の子育てに日々奮闘しているPPです!

我が家では寝る前に必ず絵本の読み聞かせを日課にしているのですが、早くも3年以上が経過しました。(長女が2才になるくらい~かな)

特別子育てで変わったことや、これと言って他の家庭よりめちゃくちゃ力を入れているものがあるわけではないですが、日ごろの寝る前の絵本の読み聞かせだけは欠かさず続けてきました!!

そんな僕が読み聞かせについて改めて考えなおし、これからのやり方の参考にさせてもらった本(大人向けです)を今回ご紹介させていただきます。

今回ご紹介する本はこちらです。

目次

絵本の概要

著者

加藤映子

ページ数

208ページ

出版社

かんき出版

発売

2020年~

ずばりどんな本?

  • 対話型の子供とやり取りしながら読み聞かせするダイアロジックリーディングについての紹介
  • ダイアロジックリーディングの具体的な実践方法や効果がわかる
  • 子供との関わり方や教育方針について考えさせてくれる

ダイアロジックリーディングとは

絵本を子供に読み聞かせることに関してもやり方があり、日本では絵本を大人が読んで子どもはそれを静かに聞くという読み聞かせ方法が主流になっているようです。

その従来の読み聞かせに対して、ダイアロジックリーディングは絵本を読み聞かせる際に子どもに向けてなぜ?やどうして?など話や絵について質問をしたり、自由に思ったことをや感想を話してもらうなど子供とやり取りしながら絵本を読み聞かせするやり方になります。

従来のパパママが一方的に読み聞かせるやり方でも見る力や聞く力、知識や語彙力の向上に効果があるようです。

ダイアロジックリーディングをやることで従来通りの読み聞かせの効果に加え、さらに今の時代に必要と言われる自分で物事を論理的に理解する思考力、その考えたことをいろんな形で主張したり表現したり他人に自分の考えや気持ちを伝える力の発達に効果が発揮されるとのことです。

読んでみて思ったこと

僕は普段から子どもの寝かしつけするために漠然と読み聞かせをしておりました。

ただ、我が子の教育のために!!というほど特別に意欲を持っていたわけではなく、単純に寝かしつけするための時間つぶしというか試しにやってみたら寝てくれたことからなんとなく習慣になって続けておりましたw

なんとなく読み聞かせって子供の語彙力や想像力、集中力にいい影響があるかも?くらいに理解していた程度で寝かしつけのついでに少しはいい影響与えられれば御の字ってくらいの低い意識でした。。。

そんな僕が適当に習慣にしてきてしまった読み聞かせについて、どうせやるなら子どもの成長にいい影響をと思い読んでみたのが今回ご紹介する『思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読みきかせ』です。

正直タイトル長いし、固い印象だし、何よりハーバードって…と尻込みしながら恐る恐る読み進めてたのですが、全く難しいことはなく普段子育てしてる普通のパパママなら難なく読み進められるとてもわかりやすい内容でした。

絵本の内容について質問したり感想を言ったり子供とやりとりしながら読み聞かせする方法であるダイアロジックリーディングについての紹介、従来の日本で行われている読み聞かせとの違いや具体的な実践方法、その効果などがわかる本なのですが、具体的な絵本のタイトルを例に出してどんな質問や問いかけするといいか分かりやすく紹介してくれています。

この絵本ならこんな風に子供とやり取りしながら読んでみましょうという風にすぐに読者が取り組める形で書かれているためとても分かりやすいですし、すぐにでも自分でやってみよう!!と思える本でした。

この本を読んでから早速僕もダイアロジックリーディングを実践しております!

こんなやりとりしてみてね

父っち

このたまごって何色かなぁ?? (話の中で大きなたまごが出てきて)

水色だよ!変な模様のたまごだねー

父っち

このたまごの中身、何が入ってるのかな??

うーん。さっきのページにもいたぞうさんじゃないかなぁ?

父っち

おしまい。読んでみてどうだった?

たまごを転がしたところがおもしろかったなー

実際にやってみると意外と難しく、最初は1つの問いかけをするのにも何を聞いたらいいのかなと躊躇しましたが、本書でも書かれている内容を参考にしつつ、上記のやりとりのように話の内容に沿って自然に湧いてくる簡単な疑問や絵に書いてあることをまずは聞いてみたりしています。

それに対してちゃんと返答があるときはあるし、無視されるときもあり、正直まちまちですが、無視されるということは話に集中しているときだと解釈し無理にやりとりしないという方針でやっています。

やりだして一か月程度では子供の成長なので具体的な効果がすぐにでも目に見えるということではないですが、※うちの子には効果がないのかも!?

毎晩僕が一方的に読んでいた普段の絵本の読み聞かせから子どもと僕のお互いのやり取りが少し増えただけで絵本を一緒に読む楽しさがより一層増えたことは確かです。

子供のほうからも質問や感想など反応が少しあるだけで、その子がもっている興味関心がどういうところにあるのかわかるので自分の子どもを理解する上でもとてもいい試みだなと思っています。

なので僕は効果云々については一旦置いておいて、このやり取りしながら読み聞かせをするというダイアロジックリーディングをこれからも続けてみようと思っております。

どんな人におすすめ?

  • 子供の成長や教育に対して何かしてあげたいなと意識しているパパママ
  • ふだんの絵本の読み聞かせをアップデートしたいパパママ
  • 漠然と子供と過ごす時間になにかいい方法や遊びはないか探していたパパママ

さいごに

最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。

普段適当に読み聞かせしていた僕がどうせ毎日やるからには子供の成長にいい影響をと思い読んでみたのが本書でした。

読んでみて簡単に取り組めそうと思ったこと、実践することで得る効果までの道筋がわかりやすかったので自分の子育てにも取り入れてみたいと思いました。

おすすめに該当するパパママはもちろん、そのパパママを応援するジジババや内容に興味を持っていただいた人は是非手に取って読んでいただければ嬉しいです!

これからも読み聞かせするのにおすすめの絵本を楽しく紹介させていただきますのでよろしくお願いします。

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